通常、IEOは手数料収入を通じて取引所に収入拡大をもたらします。

市場関係者によると、取引所が仮想通貨市場の不振状況タイミングで取引所も企業を応援して上場させるIEOが登場し、一種の命綱となったともいわれてます。取引する投資家がいなければ、取引所もなりたちません。

実際2019年は、運営厳しく閉鎖に追い込まれた取引所が続出しました。

取引所自体も、ハッキングなどのリスク回避しながら、淘汰される状況で、何か投資家にとって大きなメリットとなる売りも必要ですね。

仮想通貨取引所は、IEOを顧客獲得の手段ととらえ、上場手数料も取らずにプロジェクト審査を引き受けている取引所もあります。IEO上場する取引所の背景も私たちは知っておく必要があるでしょう。

取引所のIEOだから安心とはいきません。その取引所の状況も知る必要があります。

デジタル資産取引所ビークシー・デジタルのアータク・ハマザスピャンCEOはIEOを手掛ける狙いについて「他のどこにも上場していないプロジェクトを上場させれば、コミュニティー丸ごとわが社に引き込める」と明言しましたが、取引所にとっても、又IEOする側にとっても、そしてIEO購入する側にとっても、当然ながら上場するコインを購入するので、3方向良いスタートを切ることができますね。

IEOについては、こちらの記事も追記してますので、ご参考まで^_^

いかがでしたか?投資はリスクゼロのものはありません。だからといって全てがデメリットばかりでもありません。

IEOは思いやりある投資家目線の取引所で上場するコインは、注目され、成長の一歩を踏み出すことができます。

ICOやIEOは、いずれも資金調達は一緒でも上場する時の取引所のうしろだてがあるコインと自社で取引所へ上場するまでのプロジェクトやプロセスを踏むのとでは、ずいぶん違ってきますね。

もちろん上場する取引所によっては、規制や取引所の名前に恥じないプロジェクトなど、ハードルも簡単ではないのですが、投資家にとっては、IEOは安心好材料と言えます。